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高校生世代が小学生のやりたいをサポートした、お化け屋敷

活動の概要


〇「おばけやしき」開催の概要


開催日: 730日(火)                         


参加者: 小学生15人(実行委員)、高校生ボランティア7人活動期間:4か月間 全10回   


当日来館者:163人


〇活動の流れ:


・4月―テーマ決定


映画『カラダ探し』に影響を受け、「夜の学校 カラダ探し」に決定。


・5月―ポスター制作 テーマにそったイラストや文字で作成。


・6月―小道具・大道具作り 仕掛けや装飾の制作 予告PVの作成。


・7月―リハーサル 脅かし方や役割分担を確認。 おばけやしき当日。


活動の振り返り(反省会) こどもDOまんなか こども会議



ここがポイント


〇子どもの声を具体化していく



  1. 子どもたちの主体的な活動の促進

  2. 協力する力・コミュニケーション力の向上

  3. 想像力・創造力を育む

  4. 自信と成功体験を得る

  5. 児童館の魅力を発信し、地域とのつながりを深める



活動を通して得られた効果・変化など



  1. 子どもたちの主体性の向上


   活動を進めるうちに自ら考え、工夫しながら取り組むようになりました。


   PVのアイデアや仕掛け作りなど、創意工夫を凝らす姿勢が見られました。



  1. 協力する力の成長


   役割分担を決め作業を進めたことで、仲間と協力する大切さを学んびました。



  1. 成功体験による自信の獲得


   お客さんの驚く反応を見て、達成感を味わうことができました。


「来年はもっと面白いものを作りたい!」という声が上がるなど、次への意欲が生まれました。



こどもの感想


たくさんのお客さんが訪れ、反応が薄い人もいたが、「キャーッ!」という声を聞くと達成感を感じました。


終わった後は緊張と疲れを感じたが、やりきった満足感がありました。


高校生ボランティアから「楽しみ~」「楽しかった~怖かった~」というお客さんの声を聞き、嬉しくなりました。


一部の中学生がふざけて暴言を言い、嫌な気持ちになったが、最後には「楽しかった!来年もやりたい!」という声が上がりました。


久しぶりの開催で、初めはおばけやしきのイメージがつかめなかったが、今年の経験を活かして、来年はもっと面白いものを作りたいと感じました。



職員の気づき


5年ぶりの開催にもかかわらず163人が来場し、児童館の魅力を広く発信する機会となりました。


また、高校生ボランティアの参加により、異年齢交流が促進され、新たなつながりが生まれました。


参加したこどもたちは全員が初参加で、準備の進め方に戸惑いがあったため、計画の工夫やサポートの充実が求められました。


今回の「おばけやしき」を通じて、子どもたちは主体性や協力する力を育み、大きな達成感を得ることができました。


一方で、運営上の課題も見つかり、来年に向けた改善が必要です。


この経験は、次年度以降の活動の大きな足掛かりとなる貴重な機会となりました。


 


プログラム名:「おばけやしき」開催
実施施設:上佐倉市立南部児童センター ~千葉県佐倉市 ~

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