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小学生の遊びプロジェクトで夏祭りを開催

活動の概要


〇7月の上旬にプロジェクトメンバーを募集しました。(3年生以上の小学生)


〇7月22日プロジェクトメンバー会議


・夏休みの最後の日(829日)に開催する行事内容を決めました。
会議の結果―夏祭りとお化け屋敷の意見が多く出たので夏祭りの中にお化け屋敷を取り入れることに決定しました。
・担当決め(夏祭りの内容を決め担当・役割分担を決めました)
・必要な物をカタログなどで探しました。


〇7月22日以降、必要な材料をメンバーがダイソーへ買い出しをし、準備を進めていきました。
〇8月291300~こども会議あそびプロジェクト「夏祭り」を開催。


ここがポイント


・何をどのようにするのかはこども達で決めました。
・会議では、自分の意見を発する、人の意見を聞く、みんなの意見をまとめることを中心に進めても
 らいました。
・予算はこどもが管理する。分担ごとに何を買うのかを決め予算の振り分け、買い物もこども達で行
 いました。(職員は引率)



活動を通して得られた効果・変化など


この活動は毎年行っていますが、今回、このプロジェクトで予算がありこどもに予算内で購入するものを決めて買い出しを行いました。こどもたちだけで決まるのは中々難しく援助も必要でしたが、みんなで買い物をして「これがいいかも」「これはどう?」など楽しく話し合いながら作るものの想像も広がったようでした。


準備する中で意見の食い違いでけんかや、アクシデントもありましたが、それもこどもたちにとって楽しさだけでなく、人と協力して作り上げる難しさや大変さを学んだようでした。


本番の夏祭りではそれぞれの分担の役割をしっかりと行い、参加児童や乳幼児親子にも楽しんで頂けてこどもたちは達成感を味わうことが出来ていました



こどもの感想


・お化け屋敷を企画したが、もっといい方法を見つけられたと思った。


・もっと時間があったらよかった、お客さんと楽しめた。(お化け屋敷)


・お金をたくさん作るのが、めんどくさかった。


・財布やお金をたくさん作るのがしんどかったけど当日みんな(参加者)が喜んでくれていたので自 
 分たちの努力が実って良かった。


・お化け屋敷をしたけど自分の中でリアルだった。


・家ではできない工作・あそびが出来て楽しかった。


・いろいろなものを作れて楽しかった。



職員の気づき


毎年こどもが考えるプロジェクトを行っていますが、その時のこどものカラーによって意気込みや達成度が違ってくることを感じます。


今回はお盆休み前までは意気込みがありましたが、お盆休み後メンバーの休みが多く、作る物の量産が多かったり、飽きてしまったりすることもありましたが、最後までやり遂げるという責任感の自覚は持てていました。


職員は必ずしも良い結果だけを求めるのではなく、失敗やトラブルも受けとめ、それが今後こどもの経験の一つになるよう働きかけることが必要だと感じました。




  • プログラム名:こども会議☆あそびプロジェクト「夏祭り」

  • 実施施設:神戸市 垂水児童館 ~兵庫県神戸市~



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