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地域への感謝を届ける、児童館イベントを企画

活動の概要


7月30日このプログラムに係る「こども会議」を実施しました。1年生から5年生の子どもたちが集まり「やってみたいこと!」をたくさん出し合いました。


いつも助けてもらっている地域への感謝の気持ちを込めてのお祭りや参加者も自分たちも楽しめるイベント「ハロウィン」や「クリスマス会」などたくさんの企画があがりました。その企画を1つ1つ実現していく形で進めることになりました。


まず1つ目は「9月の開館記念を含む児童館まつり」、2つ目は「ハロウィンパーティ」、3つ目は「クリスマスパーティ」、4つ目は「最後のお楽しみ会」です。また、別途昨年から取り組んでいるこども企画の第2弾「OKAくんと一緒!近江鉄道で行く 布引焼き陶芸の旅」を実施。電車が大好きなOKAくんと電車にまつわる児童館事業の取り組みを実施しました。


ここがポイント


今年度、こども会議で上がった企画をできるだけ実施する!こどもたちの「やってみたい!」が1つでも多く実現することが目標。


5年生のチームワークを整えること、それに続く下の学年のを育てることを目標にしていました。頑張る5年生を見て「いつかは自分たちもやってみたい」と思う気持ちを育てる!ところをポイントにおいて実施しました。



活動を通して得られた効果・変化など


昨年度から子ども主体(こども企画)を取り入れ児童館事業や学童クラブ事業を実施してきました。何度も活動を実施してきた中「継続は力なり」を身をもって体験しています。こどもたちは回を重ねるごとに力をつけてきています。


こども企画(こども主体)をしっかりと意識し、始めた頃はこちらからあれこれ指示しないとなかなか動けない…何をして良いのかわかならいということが多かったのですが、今は自分たちで自分たちの時間を上手に使って準備したり、友達に声をかけたり、職員に聞いたりすることができてきました。


ゲームや遊びを考える力や司会進行も自信を持って行うことができています。また、5年生中心のチームワークも整ってきました。



こどもの感想


こどもたちから書ききれないぐらいの感想!


「司会でしゃべったりすることで、高学年の意識ができた」「低学年がお手伝いしてくれて仲良くなった」「学校の授業でもいかせると思う」「いろいろなことに挑戦できた」「自分が想像していたより、たくさんの友達が喜んでくれた」「いつも楽しい企画を考えてくれていた先生たちにお返しができた」「低学年にかっこいい姿がみせられたと思う。また、低学年もやっていってほしい」など。


「いろいろな企画をやってみてめっちゃ楽しかった」「嵯峨野児童館が笑顔いっぱいの児童館にしたい!!」こどもたちの言葉からも成長が感じられた。



職員の気づき


こども主体・こどもまんなかの取り組みは以前から意識して取り組んできましたが、コロナ禍で継続が難しく途切れてしまい、昨年度、自分の転勤もあり新しい児童館でこどもたちの育成をスタートしました。


進めていく中で職員がこどもたちにどうアプローチするか・こどもたちの性格・何が得意で何が苦手なのかなども含めこども達のチーム作りにも意識し取り組むことで早い段階での結束力が現れたように感じました。


また、こどもの意見がきちんと通る体験をたくさんさせることで自信がつき、自分の意見もしっかり言えることにも繋がりました。1年が経ち、気がつくと素敵なチームができあがっていました。




  • プログラム名:子どもたちの夢★地域へ届け!!~児童館より感謝の気持ちを込めて~

  • 実施施設:京都市嵯峨野児童館~京都府京都市~

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