
児童館で中学生の交流を増やす企画
活動の概要
- 遊びで会わNaiとにかく児童館で集まる
- 遊ぶ友達がいNai…遊ぶチームを作る
- 遊び方がわからNai…やってみたいことを話してみる
- 同じものを着る…遠足に行く日に着るチームTシャツをつくる。
- 同じ体験をする…科学館のブースを一緒に体験し、クイズには意見を出し、話合って問題を解いていく。
- 同じ場所で一緒に食べる…イケアで同じお小遣いを使って、食べたいものを注文する。
- もっと仲良くなる…一緒にゲームをしてより近くに集まり、楽しい気持ちを同じように心から感じる。
ここがポイント
1. 学年や学校が違っても、〔同じ〕を意識することによって連帯感がうまれる
2. 話したことがない相手でも、同じ体験や食事をすることにより会話ができる。
3. 周りのひとの言動や行動を近くで感じることによって、新しい視点がうまれ、「できない」と思っ
ていたことも、「できた」につながることに気づきがある。
活動を通して得られた効果・変化など
やってみたいことや興味があることを話し合うことにより、イメージが膨らみ、みんなで出かけることに興味がでていた。
普段、話さないこどもも、少しづつ言葉を出して意見が言えるようになった。相手の気持ちや自分の気持ちに疎い部分があっても、少し意識が変わると気遣ったり、声をかけることもできるようになった。
こどもの感想
・今回、神戸への遠足を計画し、打ち合わせを通して様々な出会いや気づきがありました。
1.2回ほどしか会っていない人ともまんべんなく話ができました。気づきとして、決まったお金の中
でやりくりする難しさを知ったこと、学校が一緒でも話さない学年が違う子と交流ができたことが
あります。 今後はもっと知り合いが増えるようにコストコで買い物をしてパーティーを開きたい
です。
・僕はオンライン会議の時、積極的に端末を操作してサポートできたのが嬉しかった。遠足でイケア
に行った時、計算が得意なので、ギリギリまで使うことができた。
・中高生タイムに毎回参加して、まわりの友達と連絡をとれるようになった。
・皆で楽しいことを考えていたら、自分がしたいことを口に出して言えていた。
・バスに乗って近くの席に座った子に話しかけることができた
職員の気づき
こどもたちには、どういう距離感で接すればよいかという思いがあり、なかなかメンバーを集めることができなかったが、少しづつ顔をあわせることにより、話し合う場をもち、遠慮する感覚を狭めていってくれたように思う。
言葉で伝えられるものではないと、今回の体験を通して強く感じ、今後も活動するうえで生かせられるように努力していきたい。
- プログラム名:0からのスタート~中学生のNai Nai Naiを克服するから~
実施施設:兵庫県 中筋児童館 ~兵庫県宝塚市~