児童館おすすめ!2人からできるアナログゲーム3選
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スマートフォンやパソコンなどできるデジタルなゲームが定番化しつつある昨今、新型コロナの感染拡大以降おうち時間が増えた影響で、家族みんなで楽しめるカードやサイコロなどを使ったアナログなゲームが人気となっています。
そこで、児童館職員が実際に子どもたちと一緒に遊んで厳選したアナログゲームをご紹介します。児童館でもご家庭でも、楽しんでいただけるゲームです。
(※アナログゲームは、情報誌「じどうかん」でも紹介しています)
『クアルト』~単純なようで奥が深い!他力本願!?が勝ちにつながる~
『クアルト』は、簡単にいうと四目並べです。数々のアワードを受賞し“ボードゲームの王様”ともいわれています。普通の四目並べとちがうのは①コマの色、②コマの形、③コマの高さ、④凹みの有無、の4つの要素のどれか1つを先に一直線にそろえると勝ちというゲームです。また、もう一つ大きくちがうところが自分で置きたいコマを選べないというところです。
自分の戦略、相手の戦略など先々を考えて、一手一手を集中してゲームを進めるのがコツです。このゲームをやりこんでいくと、先々の見当が付くようになり上達していきますが、初めてやる人でも、相手が油断したり、やり方がよくわからないからこその、思いがけない神のような一手が飛び出し勝つこともあります。
クアルトのコマは木製で温かみを感じ、また壊れにくいというのも児童館での遊具として良いところだと感じています。
ある児童館で子どもたちの間で人気となり、『クアルト大会』が開催されたこともありました。児童館職員たちも参加してのトーナメントでしたが、優勝したのは小学3年生でした!といったように、子どもから大人までが真剣に楽しめるおすすめゲームです。
※いつでもどこでも楽しめる、携帯サイズの「クアルトミニ」もあります(写真は「クアルトミニ」です)
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・プレイ人数:2人 /プレイ時間:約15分/対象年齢:6歳以上
・集中力 ★★★★★/戦略性 ★★★★☆/運 ★★★☆☆
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『ゆっくりいこうぜ!』~カタツムリのレースが始まります…えっ!?ゴールしたくない?~
『ゆっくりいこうぜ!』はカードを使ったレースゲームです。ただし、ゴールしたカタツムリから脱落し、最後までコースに残ったカタツムリの勝ちです。
手番(自分の番)になったら、持っている2枚のカードから1枚を出して進みます。カードには【にんじん】や【パプリカ】が描かれていて、コースにも同じ野菜が描かれています。カードを出したら、自分のカタツムリをコース上の先にあるカードと同じ野菜のマスまで進めますが、1マス1匹しか入れないので要注意!!
空いていなければ、さらに先の同じ野菜のマスまで一気に進んでしまいます。他にも特殊カードで押し出されたり、眠って動かないカタツムリがいたりして、計画が絶妙に狂うのです。「そこどいてくれよ~」「押すなよ!!」と大盛り上がりまちがいなし!!
2つの選択肢があることで、すごろくとはちがう「ちょっと考える」楽しさがあります。「うまくいった」喜びや「あっちにしておけば良かった」という後悔など、子どもたちの心を揺さぶるしかけが満載です。簡単なルールなので、年齢差があっても楽しめます!
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・プレイ人数:2~4人/プレイ時間:約15分/対象年齢:6歳以上
・集中力 ★★★☆☆/戦略性 ★★☆☆☆/運 ★★★☆☆
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『タイムボム』~最後までハラハラドキドキな正体隠匿系ゲーム~
小学校4 年生くらいになると、どこからともなく集まって、やっていませんか?人狼ゲーム。『タイムボム』は、人狼の「最初に脱落すると最後までやることがない」という欠点を補ったゲームです。
参加者は「タイムポリス」と「ボマー団」に別れ、それぞれの「勝ちの条件」である「タイムポリス」は「爆弾解除の導線を複数切る」こと、「ボマー団」は「爆弾の導線を切る」ことを目指します。
「自分の役割を知っているのは自分だけ」というこの正体隠匿系と呼ばれるゲームでは「ボマー団」は「タイムポリス」のフリをして嘘をつきまくり、「タイムポリス」は嘘を見破って「ボマー団」を特定し、危機を回避します。その方法は相手の仕草を観察したり、発言の矛盾を探したり、カマをかけたりとあらゆる手段であり、疑心暗鬼になることまちがいなしです。
大人が中に入ってリードすることで対象年齢より幅広く遊ぶことも可能です。欺きと、見破りのロールプレイとしていかがでしょうか。
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・プレイ人数:2~8人/プレイ時間:1~10分/対象年齢:10歳以上
・スリル ★★★★★/戦略性 ★★★★☆/運 ★☆☆☆☆
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全国の児童館には、アナログゲームのイベントや貸し出しをしている館もあり、子どもたちは思い思いに楽しんでいます。
ぜひお近くの児童館に足を運んでみてください。児童館の場所は、「児童館を探す」から検索いただけます。