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五感を刺激!季節を感じるフィールドビンゴ☆

◆プログラム名
・五感を刺激!季節を感じるフィールドビンゴ☆


◆対象
・小学生


◆用意するもの


<ゲーム>
・B5用紙
・ラミネート
・シール


<まとめ&振り返り>
・マーカー各種
・模造紙
・セロハンテープ


◆遊び方
・「触る」「聴く」「嗅ぐ」などの五感を使ったネイチャーゲームを実施。同じ項目の描かれたビンゴカードを1人ずつ手に取り、町を探索する。目に見える植物や生き物だけではなく、音や匂いなどの目に見えない物や、実際に触れてみるなどの五感を働かせてビンゴを完成させる。それぞれいくつのビンゴができるのか、正解・不正解もなく個人の感じ取ったものが頼りとなる!普段遊んでいる場所や、日常の中で何気なく歩いたり、生活している自然の中にどんな発見があるのだろう?


・夏・秋・冬と3回実施。移り変わる季節の中で音や風景、感じ方にはどんな変化があるのかをゲームを通して体感することができる。子どもたちの感性・想像性・探求心を養い、身近な自然を感じながら楽しみ、地域を知るきっかけになることにも繋がる。


・ゲーム終了後は、それぞれのビンゴカードを全体で共有し、どんな発見の仕方があるのか感じ方の違いや共感する姿も楽しみである。


◆プロセス
・今回、ビンゴ用紙の内容をこども達と実習生と一緒に取り組んだ。内容決めから色々話合いをし(五感とはなにか、五感で感じるお題は何か、どんなものが季節で変わっていくのか)決めました。最終的にはビンゴの内容とは関係ない季節の思い出話で盛り上がった。


・フィールドビンゴ実践時には、1年生~5年生までの参加があり、職員が予想していた以上に盛り上がりをみせた。この企画自体に飽きないか心配していた高学年のメンバーが、自分の知っている知識(昆虫の名前やどんな虫が食べる葉っぱなど)を低学年に教え一緒にまわる様子も見られた。低学年の子達も、興味深々に触れたり、匂いをかいだりと五感を使ってビンゴを楽しむ様子があり、観察を楽しみすぎてビンゴ完成を忘れる子も続出。中には、ビンゴ開始前には「いやだ〜!触りたくない〜!虫嫌い!」などとマイナスな意見もあったが、ビンゴの最中は自ら触ったり、虫をのぞき込んだりと距離はあったが触れる様子があった。


・毎回、ビンゴあとの振り返り時間を設けていた。たくさんの発見があり、たくさんの発表があった。普段発表しない子も手をあげ自分が発見したものを発表していた。


・自分で発見したものを持ち帰って、飾りをつくったり、おままごとに使ったり、制作したりなど、子ども達からあそびが広がっていった。


◆ポイント
・ビンゴ用紙の準備ができていれば、季節や天気問わず実践できる。
今回は『夏・秋・冬』と季節に関したビンゴを実践したが、天気や時間などでもできそう


◆子どもたちの声
・「フィールドビンゴをはじめてやったけど、お散歩みたいでたのしかった~」(小学1年生)
・「はじめてみるせみがいた!」(小学4年生)


◆担当職員の声
・みんなで外にでる機会があまりなく、異年齢のふれあいがたくさん見られました。児童館内ではなく外という環境もあり普段、高学年は怖いと思っている子も沢山触れ合っていたので良かったです。


・フィールドビンゴを実施した翌日には、こども達から自然の贈り物は職員にたくさん届いたり、『前みた、ふわふわのやつが帰り道にあったよ!』などとこども達の視野や興味も広がったのではないかなと思います。



(実施施設:いしかわ児童館 ~沖縄県うるま市~)


 


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