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自然の植物で色をつくろう

◆プログラム名
・なにがあるかな?どうなるかな?みんなで探そうみんなの色!


◆プログラムのタイプ
・遊びのアイディアを提供し、それをかたちにして遊ぶ


◆対象
・小学生


◆用意するもの
・すり鉢や石臼など植物をすり潰す道具
・鍋やフライパンなどの調理器具


◆プロセス
・初めて使う道具に対して「どうやって使うの?」「本当にいいの?」など慎重な様子でしたが、他の子が使っているところを見て学んだり、友達から教わったりする姿が見られました。「どうなるかな?」「こうしてみたい!」を実現していくことで、他の遊びでもアイディアが出てくるようになりました。


◆遊び方
・「色水作り」に“石臼”や“試験管”などさまざまな道具を取り入れることで、“におい”や“感触”も楽しみました。
・後半は火を起こして草木を煮てみました。「煮る前に草木を炒める」「凍らせてみる」など、子どもの声で活動が広がっていきました。


◆ポイント
「キレイな色」や「作品」など結果に目を向けるのではなく、子どもたちの「やってみたい」という声や、過程を大切にすることがポイントです。特別なことをしようとするのではなく、日常の中にある興味関心に寄り添うことで、子ども自身の気づきや学びにつながりました。


◆子どもたちの声
・石臼が昔の人みたいで楽しかった。
・色水でお絵描きが楽しかった。
・ドクダミがくさかった。
・公園で材料を探すことが難しかった。


◆担当職員の声
・小さなことでも「子どもが決める」ということを意識しました。はじめは子どもから意見が出なくて苦労しましたが、「道具や植物を選ぶ」といった小さな選択を積み重ねることで、少しずつ「こうしてみたい」と意見が出るようになりました。


(実施施設:名取市ゆりが丘児童センター ~宮城県名取市~)


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