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Kinder-Kultur-Sommer2012(KIKS) (文化活動団体合同文化祭) -ドイツ/ミュンヘン-

ミュンヘン市内では、様々な習い事やクラブチームが比較的安価に用意されていますが、一方で、学校ごとの部活動はほぼありません。 学校の枠を超えて、興味のある活動に参加することが当たりまえだそうです。 そのため、学校ごとの文化祭の代わりに毎年3日間に渡って行われるのが合同文化祭です。



サーカス・バスです。スタッフが子どもたちを待っています


会場はオクトーバーフェストの会場に近いホールでした。 ステージでは、器楽演奏や子どもたちが製作した映画、演劇や民族舞踏等の団体が日頃の成果を発表します。


 
平均台や上り坂等を使って体を動かすプログラムです。挑戦する気持ちを育てることを目的としているそうです


建物内や外庭では、放課後活動を提供している団体がワークショップを無料で行い、活動を紹介することができます。 キャンプファイヤーやエコロジー工作、化学マジックや漫画の描き方、食育等様々なブースがありました。 ステージ発表の為に訪れた子どもたちもワークショップの参加者となるので、どのブースもにぎわい、また、ワークショップの出展者は、日頃行っていることの延長なので、大掛かりな準備をすることなく、目的を果たすことができます。


 
食育のワークショップです。天然着色料を使ってジュースに普段と違う色をつけて味を当てるゲームです。準備は簡単ですが、子どもたちは夢中になっていました。


さらに、各種の子ども向けイベント(あのミニミュンヘンもPRされていました!)や公的な窓口等のパンフレットが置かれ、熱心に情報を集める保護者も見られました。 また、文芸活動をしている子どもたちが製作した冊子が販売されていました。


レポート:公益財団法人 さっぽろ青少年女性活動協会
東白石児童会館 太田 舞子

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