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識者・応援団からのメッセージ

中山 秀征 さんからのメッセージ

子育ての結果がわかるのは、ずっと先。
いろいろな子育てがあっていい。

 

中山 秀征 (なかやま ひでゆき)さん

群馬県藤岡市生まれ。1985年のデビュー以来、バラエティー・ドラマなど幅広く活躍。軽妙なトークと、温かな人柄でお茶の間を魅了している。中学二年生を筆頭に4人の男の子のパパであり、育児にも積極的に参加。2011年には「育児を頑張り楽しみながら、イクメンの認知向上に寄与したパパ」として「イクメンオブザイヤー2011」で表彰されたほか、2012年には第30回ベスト・ファーザーイエローリボン賞(芸能部門)にも輝いた。主な出演番組は「シューイチ」「スピード査定バラエティ カラクリマネー」(日本テレビ)、「ウチくる!?」「ほこ×たて」(フジテレビ)、「仕事ハッケン伝」(NHK)、「中山秀征のJAPAN RHYTHM 〜ジャパリズム〜」(TOKYO FM)、「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW」(ニッポン放送)など多数。

 

 さわやかな笑顔が印象的なヒデちゃんこと、中山秀征さん。プライベートでは、4人の男の子のパパとして育児を楽しんでいるイクメンです。息子さんたちとのエピソードや、ご自身の子ども時代の思い出など、“ヒデちゃん流の子育て”についておうかがいしました。

 

子育てはおもしろい!

 わが家には、中2、小3、小1、幼稚園に通う4人の息子がいて、毎日相当にぎやかです。僕は「家族のことで、知らないことがない方がいい」と思っているので、仕事のちょっとした空き時間でも家に帰り、家族で過ごすようにしています。

 子どもが増えて育児に参加する時間も必然的に増えましたが、「やらなきゃ」という義務感はゼロ。できるだけ子どもと会いたいし、同じ時を共有したい。だから育児に積極的に参加する、家族で過ごす時間をできる限り増やす、という感じです。家にいる時は、仕事は完全オフモード。子どもが起きている間は、すべての時間を家族に費やすようにしています。

 子育てしていると、「あれっ、5歳の頃はどんなだったかな」と、ふと思う時、ありますよね。うちは幼稚園から中学までそろっているんで、「進化」じゃないけど(笑)、いろんな年齢の子どもの様子を実際に見ることができる。「幼稚園の時はこんなだったな」「小学生になったら、あんなこともできるようになるんだ」なんて、成長の過程が目に見えるのは嬉しいものです。

 4人の息子たちは、一人ひとり個性的で、おっとりしている子もいれば、わが道を行く子、面倒見のいい子も、しっかり者もいます。同じ親が同じように育てたつもりでも、一人として同じ子はいない。そんなところも「子育てっておもしろいな」と、感じるところです。

 

手探りでも、子どもと向き合う

 誰でも子どもを授かって、初めて親になります。僕ら夫婦も、まだ新米のパパとママ。車の免許にたとえるなら、今、ちょうど路上に出たくらいかな。だから、子育てはおもしろいと感じる一方で、悩みもつきません。叱りすぎて自己嫌悪に陥った時もあるし、逆に叱るタイミングを逸してしまって「あの時、ああ言っていたら」と後悔する時もありました。失敗の繰り返しです。

 特に長男の子育ては初めての経験ばかりで、今思えば「ちょっと心配しすぎたかな」と感じる部分も。見えすぎると、ついつい手をかけすぎてしまって、結果的に自己発想力を奪うことにもつながりかねない。なので、自分でやる力や気持ちを育てるには、親の方がいい意味で手を抜く加減を知ることが大切。次男、三男、四男と育てていくにつれ、親の方もわかってくる部分が増え、いい感じに肩の力が抜け、見すぎない、やりすぎないコツがつかめてきたと思います。

 とはいっても、子育てには正解があるわけでも、マニュアルがあるわけでもありません。いろいろな子育てがあっていい。そう考えて、毎日手探りで子どもと向き合っています。


(情報誌「じどうかん」2012秋号より抜粋)


 

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