識者・応援団からのメッセージ
生き方も子育てもシンプルに ……つるの剛士さんからのメッセージ
褒められたことで
ポジティブな僕になれた。
つるの 剛士(つるの たけし)さん
1975年生まれ。福岡県出身。1997年『ウルトラマンダイナ』の主役を演じ、人気を博す。2007年には、バラエティ番組での珍回答が話題に。ボーカルユニット「羞恥心」は2枚のCDをリリースし、いずれもチャート2位を記録する大ヒットとなった。今夏、初の著書『つるっつるの脳みそ 幸福な遺伝子』を刊行。
将棋(2段)、ギター、ピアノ、トランペット、釣りなど多彩な趣味を持つ。
夫婦仲良く過ごすことが子育て
僕、最初の子どもが生まれたときに、「新しい友だちができた!」って感じたんです。いまや三児の父親ですけど、三人とも僕の友だちという感覚。僕の仕事がオフのときも、親として「遊んであげる」んじゃなくて、「遊びに付き合ってもらってる」んです。一緒に出かけるのは、子どもを「遊びに行かせてる」わけじゃなくて、僕が遊びたいだけ(笑) 僕は子どもって勝手に育っていくと思っていて。“子育て”に力をいれるというよりも、夫婦が仲良く生活することが大切。奥さんの話を聞いてあげたり、2人でお茶を飲んだり。奥さんの子育てのストレスって、それだけでだいぶ軽減させてあげられる。
子育てに力を入れる必要なんてないんです。とにかく夫婦が仲良くて、毎日を楽しく生きている。「朝起きたら、今日も幸せ」って思う。それを見ていれば、子どもたちも曲がらず、折れず、自然に自信を持って育っていくはずです。
親からもらった「根拠のない自信」
やっぱり、子どもに自信をつけてあげられるのは、親の力だと思うんですよね。親から与えられた自信って、すごく大きい。親から褒められたことって心の中にいつまでも残っていて、それが今の自信につながっています。理屈なんかどうでもいいんです。根拠がなくたっていい。自分の子どもなんだから、良いところを見つけてあげて褒める。そうやって、「根拠のない自信」を子どもに与えてあげたいと思っています。 
だから僕は、子どもたちを褒めまくってますよ。それこそ、八割褒めて二割怒る。いつもガミガミ言っていたら、子どもは聞かなくなる。いつも自分を褒めてくれる人が怒るからこそ、子どもは「なんで怒られたんだろう」と思って話を聞くんです。
写真提供:(株)赤ちゃんとママ社
シンプルに考えれば道は開ける
いまの世の中は情報が多すぎて、みんな頭でっかちになっちゃってるんじゃないでしょうか。難しい方、難しい方ばかりに頭がいってしまって、シンプルにものを見られなくなっている。これはイエスなのかノーか、これは良いのか悪いのか、それだけで考えていくと物事ってシンプルに捉えられるんです。一つの道を見つけたとき、物事って簡単になっていきます。「なるほど、こっちだ!」って道さえ発見できたなら、パズルの最後のピースがはまったみたいに、世界がはっきり見えてくるんです。
夢は親子二代でウルトラマン
もはやウルトラマンシリーズは三世代で楽しめる作品なので、その作品に出られたことも自分の自信になっています。ゆくゆくは僕の息子をウルトラマンシリーズに出したいって考えているんです。制作の円谷プロにも売り込んでいるんですけど。それが実現したら、親子二代でウルトラマン役を演じることになるので、これは快挙ですよね。
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(情報誌「じどうかん」2008秋号より)
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つるのさん初のエッセイ『つるっつるの脳みそ 幸福な遺伝子』